積層板用

各種構造のフェノール樹脂をラインナップとして保有しております。
モノマー種の選択、及び分子量分布の調整により、ワニス調整時の溶液粘度、耐熱性等のアレンジが可能です。
高耐熱タイプでは、樹脂構造の制御によって優れた耐熱性を持ちながら、溶解性に優れ、作業性が容易です。
高密着・低吸水性タイプでは、水酸基密度の低さより優れた電気特性を有し、密着性、吸水性に優れます。
また、要求特性に応じたカスタマイズも可能ですのでお気軽にお声掛けください。

スタンダードタイプ

製品名 軟化点[℃]※1 溶融粘度[Pa・s]※2 OH当量[g/eq] 特長
H、HF-シリーズ 67~104 0.03~1.2 103~109 高純度スタンダードタイプ
DL-92 88~92 0.15~0.35 103~109 高耐熱性ダイマーレスタイプ
※1. 軟化点 メトラー法    ※2. 溶融粘度@150℃

高密着・低吸水性タイプ

製品名 軟化点[℃]
※1
溶融粘度[Pa・s]
※2
OH当量[g/eq] 特長
MEHC-7800シリーズ 61~90 0.07~0.85 167~180 高密着、低吸水性タイプ
MEHC-7851シリーズ 64~85 0.04~0.44 201~220 ハロゲンフリー難燃、高密着、
低吸水性タイプ
MEHC-7841-4S 58~65 0.04~0.06 164~168 低粘度ハロゲンフリー難燃、
高密着、低吸水性タイプ
※1. 軟化点 メトラー法    ※2. 溶融粘度@150℃

高耐熱タイプ

製品名 軟化点[℃]※1 溶融粘度[Pa・s]※2 OH当量[g/eq] 特長
MEH-7500 107~113 0.73~1.03 95~99 高耐熱タイプ
MEH-7600-4H 150~160 - 98~102 超高耐熱タイプ
※1. 軟化点 メトラー法    ※2. 溶融粘度@150℃

低CTE・低吸水性タイプ

製品名 軟化点[℃]※1 溶融粘度[Pa・s]※2 OH当量[g/eq] 特長
MEH-7000 116~121 1.91~2.78 141~145 低CTE、低吸水性タイプ
※1. 軟化点 メトラー法    ※2. 溶融粘度@150℃

溶解性データ

Grade スタンダード
タイプ
トリフェニル
メタンタイプ
テトラキス
フェノール
エタンタイプ
キシリレン
タイプ
ビフェニレン
タイプ
ナフトール/
クレゾール
タイプ
HF系 / DL-92 MEH-7500 MEH-7600-4H MEHC-7800
シリーズ
MEHC-7851
シリーズ
MEH-7000
メチルエチルケトン
エチルセルソルブ ×
ジメチルホルムアミド ×
メタノール ○〜×
イソプロパノール × ○〜×
【溶解条件】  硬化剤:溶媒 = 50 : 50 (wt%)
【溶解性】  ○: 溶解し、27℃で析出しない △: 溶解するが、27℃で析出 ×: 溶解しない
積層板とは

積層板とは、強化材としてのガラスクロス、綿布、紙などの基材に、調整された樹脂ワニスを含浸させ、乾燥処理した半硬化状態のシート「プリプレグ」をステンレス板の間に複数枚積み重ね、過熱プレスすることにより完全硬化させた板のことを指します。電気絶縁材料として、また機械分野の構造材料として、更に断熱材料にと様々な用途があります。



※上記データは代表値であり、保証値ではありません。